英雄ここにあり―三国志 (上)
英雄ここにあり―三国志 (中)
英雄ここにあり―三国志 (下)
柴田 錬三郎
この記事を書いた時に本棚から引っ張り出しておいた本をようやく読みました。
ちなみに家にあるのはamazonの画像のとは違って大変古い「ロマン文庫」(でも新書版)で、なんと定価は390円です!
新書が300円台! 時代を感じさせますね〜(^^ゞ
文字も旧漢字等使いまくりなので、かなり読むのに時間を要してしまいました。一度読んでいるハズなのに……脳が退化してるようです(>_<)
さて。
三国志と言えば、ちゃんと読んだことはなくても大抵の人はなんとなくどういう話かは知っていると思いますが、この本はその中の一人、諸葛亮孔明が最後の戦に赴くところでばっさりと潔く終わっています。
もっともそれでは不親切だからと、その後の経過報告だけ追記されてますが。
その追記の中に「孟達」と言う文字が出てきた瞬間、頭の中に浮かんだ絵柄に自分でもちょっとあんまりじゃないかと思ってしまいました。
何が浮かんだかって?
それはコレです。
STOP劉備くん!―白井版三国志遊戯
白井 恵理子
STOP劉備くん!―白井版三国志遊戯 (続)
白井 恵理子
おおっと、調べてみたらこの他にもどうやら違う出版社から別シリーズも出ていることが判明! しかも3冊も! これも読みた〜い。
GOGO玄徳くん!!―白井式プチ三国志
白井 恵理子
この人の描くキャラクターはどれも最高なのですが、「孟達」(←違った!「孟攫」くんでした!!)が特にイイ(^O^)ノアレで思い出したくはなかったですけど。というより、思い出した自分にちょっと呆れてしまいました。でもこの「STOP劉備くん!」はホント面白いんですよー!三国志の世界でこんなに笑えるとは思いませんでしたから、当時は目から鱗がボロボロとって感じでした。
さて、これも読み直そうかな。そして違う方のも買わなきゃ!……いや、だから整理して減らす為にこのblog始めたのだから買っちゃダメなんだって〜(自戒)
横道に逸れました。
柴練版三国志の話です。
話がサクサク進むしテンポがいいので(字はともかく)かなり読みやすいと思います。
初めて読んだ時はまだ横山光輝版を読んで居なかったのですが、今回は読んだ後だったので人物があの絵柄でぱっと頭に浮かんでくるので(なのに何故孟達だけ違うんだあぁ;)分かりやすかったのかもしれません。
NHKの人形劇も大好きなのにそちらでは浮かんでこないのも不思議でしたが。
しかし、柴練版(に限るわけでもないですが)劉備元徳はほんと優柔不断と言うか、お人好しと言うか、読んでいるともどかしさで一杯になります。
それでも何故か劉備が一番好きなんですけど(^^ゞ